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販売元： ワーナー・ホーム・ビデオ 発売日： 2000/11/23 時間： 123 分 音声： 英語/日本語 - Dolby Dogtal mono 字幕： 英語/日本語 ・映像特典 『錨を上げて(1945)』より“Worry Song”と解説 |
・『トムとジェリー DVDアカデミー・コレクション (ジェリーのぬいぐるみ付き)』
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販売元： ワーナー・ホーム・ビデオ 発売日： 2000/11/23 時間： 123 分 音声： 英語/日本語 - Dolby Dogtal mono 字幕： 英語/日本語 ・映像特典 『錨を上げて(1945)』より“Worry Song”と解説 |
・とりあえず収録作品は… （ 初公開年）
1) 勝利は我に THE YANKEE DOODLE MOUSE ( 26 June 1943 )
2) ネズミとり必勝法 MOUSE TROUBLE ( 23 Nov 1944 )
3) ただいまお昼寝中 QUIET PLEASE ( 22 Dec 1945 )
4) ピアノ・コンサート THE CAT CONCERTO ( 1947年製作？ )
5) 台所戦争 THE LITTLE ORPHAN ( 30 April 1949 )
6) パーティ荒し THE TWO MOUSKETEERS ( 1954年製作？ )
7) ワルツの王様 JOHANN MOUSE ( ?? ? ??)
8) 上には上がある PUSS GETS THE BOOT ( 10 Feb 1940 )
9) メリー・クリスマス THE NIGHT BEFORE CHRISTMAS ( 6 Dec 1941 )
10) あべこべ物語 DR.JEKYLL AND MR.MOUSE ( 14 June 1947 )
11) いたずらきつつき HATCH UP YOUR TROUBLES ( 14 May 1949 )
12) ごきげんないとこ JERRY'S COUSIN ( 7 Apr 1951 )
13) 武士道はつらい TOUCHE, PUSSY CAT! ( 18 Dec 1954 )
※1〜7までアカデミー賞受賞作品、8〜13までがノミネート作品。
・小学生の頃、ＴＶでやっていた『トムとジェリー』が好きだった。
特に『ピアノ・コンサート』は好きな作品だったんですが、「♪トムとジェリー なかよくケンカしな」って歌のＥＤや、
どう見ても喋ってないトコロに台詞やナレーションがあったりする部分は嫌いで、
「いつかアメリカの本物が観たいなぁ… 」
と思っていたブツがＤＶＤ屋で特価セールになっていたんで購入したらジェリーのヌイグルミのオマケという不意
打ちをくらった一品。まぁヌイグルミは里子に出して可愛がられていますが…
ってのはさておき、ジャケットに
「本商品の収録話は、既発売のDVD「トムとジェリー」vol.１〜１０からセレクトしたものです」
っとあるように、ぶっちゃけ寄せ集めの再編集版ＤＶＤですが、私にはこれで一応充分な一枚です。なにせいく
ら好きだったとは言っても当時『トムとジェリー』のＤＶＤは一枚￥２９００（税別）もしてましたし、今は一枚￥５００
の廉価版が出ているとは言っても全てのエピソードが好きなワケでもないですしね。
・画質、音質については元が相当に古いものでもありますから、多少ノイズがあってもこれで充分かと。そりゃぁ
欲を言えばちゃんと焼けた感じの色合いを修復してもらいたいんですが、無理に彩色をされても嫌ですしね。
しかし、「13) 武士道はつらい」に関しては別。
元々劇場のワイドに合わせたサイズだったのは冒頭のロゴでも解るのに、何故か本編が不自然に拡大した状態
での収録になっているんですよ。左右を切ったのではなくズームした状態で収録したせいで、画面の上下左右が
思いっきり切れているだけでなく、色やら線が滲んで汚いものになってるんですよ。何故、そんな事をしなければ
ならなかったのか。無理にキャラを大きく見せず、ただ左右を切るだけでは駄目だったのか。これだけもぅそういう
フイルムしか残ってなかったのか理由は定かではありませんが、著しく印象の悪いモノが最後にきていてとっても
残念なシロモノになってます。
・そういう残念な部分を除けば、実に私好みでしたね。
もっと古臭く感じるんじゃないかと思っていたんですが、「絵が動く事」の面白さをよく解っているだけでなく、映画と
して、コメディとしても手間がかかっていてよく出来ている作品ばかりで、それがあくまでインタルード的に使われて
いた事の贅沢さったらねぇ…
まぁ『勝利は我に』は製作当時の第二次世界大戦を背景とした国民高揚国策映画でもあるんでなんでちょっと
引く部分もありました（トムが多分ドイツ、ジェリーがアメリカって構図）が、それでも説教や宣伝だけでなくコメディ
として面白い一編になってるんですよね…
・特典のジーン・ケリーとジェリーがダンスで共演してるシーンも、ちょっと色合いがなぁ… とは思うもののジーン・
ケリーの巧さとハンナ＆バーバラらアニメーターの熱意もあってよく出来てるものだと思いましたよ。そう、トムと
ジェリーは初代のハンナ＆バーバラ製作だけでなく何代もの監督作品があるんですが、私が好きなのはやはり。
初代のハンナ＆バーバラ時代だったよなぁ… っと、このレビューを書くにあたって色々と調べて思いました。
… まぁ私の一番好きな『ピアノ・コンサート』等、どうもハンナ＆バーバラではないようですが。
▼ 参考URL ▼
..:: The Tom and Jerry
Online :: An Unofficial Site ::.. （英語）
海外サイトですがトム＆ジェリーについての情報ならばここかと。データの抜けている部分もありますが、これだけ
充実しているトコロは他に無いかと。