・『パープル・レイン (1984)』


 原題:Purple Rain
 製作国:アメリカ
 製作年:1984
 字幕: 戸田奈津子 トダナツコ

 販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
 発売日: 2000/04/21
 時間: 111 分

 音声: 英語 - Dolby Digital 5.1
 字幕: 日本語/英語
 画面サイズ: ビスタ

 ・映像特典
  ・キャスト、スタッフ紹介
  ・オリジナル劇場予告編
  ・プロダクション・ノート

・劇場で観た時は本当に苦痛っか眠い作品が後年観直してみると実は… という映画もあるの
かもしれないが、今作に関してはやっぱり眠かったのは多分に色々な要素はあれど構成も着地
点もまた青春映画のラインから外れなかったからかな… と思う。別に破綻するばかりが芸では
ないが、あえて『殿下』が主演しているワリにはどのエピソードもちんまりし過ぎているし、映画と
しての美術やらも食い足りないんですよね… まぁ1つ1つの要素は『8Mile』にまで繋がる部分
はあるんですけど、結局性善説的な物語を観るのはカッタルイ気がした、ってトコでしょうかね…
まぁアポロニアの唐突なヌードには今も昔も驚きましたが、それくらいですかね… 当時のMTV
にも流用されるライブシーンも『殿下』のPVと比べると結構タルイし…

 …っと、まぁ『Rave』まではファンだった私からしても辛い映画で、DVDプレイヤー購入時に妻
が購入お祝いにとプレゼントしてくれたブツですんで、ちょっとやそっとでは手に触れられぬよう
に棚の奥にとそりゃぁもぅ大事にしまってありますよハイ(謎)。

画質、音質については悪くは無いです。この当時の版としては普通な方ではないでしょうか。
ただ『Purple Rain (20th Anniversary Two-Disc Special Edition) 』も出て、それをマスターにした
『プリンス・フィルムス・コンプリートBOX』の方が特典も多いですしいいかもしれません(しかし、
『PRINCE: SIGN O'THE TIMES』も入れないでコンプリートなんて片腹痛いわワーナーさんよぉ)。
 そりゃまぁ「発色が濁ってるっぽいし、闇の部分が潰れ気味な気がしないでもない」とか色々と
思うトコロはありますが、もぅ旧版ですし、ね…

字幕は戸田御大なんで… 青春映画って事で破綻が少ないかと思ってましたが駄目ですな。
人称や自称がとっ散らかってるだけでなく、意味合いがおかしいトコロが頻出して辟易しますが、
常に間違い探しが出来るという油断出来ない仕様だと思えば…
















 … でも、あまりに適当な仕事過ぎて腹が立ちますけどね。


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