・『ルパン三世 - カリオストロの城 (1979)』


 製作国:日本
 製作年:1979

 販売元: ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメント
 発売日: 2001/04/26
 時間: 100 分

 音声仕様:
 ・ 日本語 Dolby Digital 2.0 Stereo
 ・ 日本語 Dolby Digital 2.0 mono (オリジナル)
 ・ 英語 Dolby Digital 2.0 Stereo

 字幕: 日本語/英語
 音声: 日本語/英語
 画面サイズ: ビスタ

 ディスク枚数: 2
 【特典映像】
 1.オリジナル劇場予告編(2種類)
 2.ノン・クレジットのOP
 3.絵コンテ映像
 (絵コンテと本編をマルチアングルで切り替え可)
 4.「千と千尋の神隠し」特報

 ASIN: B00005HTQX

・このソフトの売り文句の1つ、「本編を高画質で収録」をどう思うのかは人それぞれ、
だと思うのですが私の場合、本編が好きな分だけ
「今の技術での再デジタルリマスターしてくんねぇかなぁ… 」
 と、コレと『となりのトトロ』に関しては思ったりしてます。
『千と千尋の神隠し』だって、そのウチ赤味を消したDTS国際版、とか出すかもしれ
ないんだから… って言ってもブエナ・ビスタだしなぁ…

・と言いたくもなるのが画質なんですよ、画質。
マニアなら知ってるOPの「次元の足抜け」が治っていたり、当時のフィルムの綺麗な
色が再現されたり、色塗りムラが修正されている、というのは有難い部分なんですよ。
 でもねぇ…
 なんか、色合い、変わってない?
 あと、発色、強すぎくないかい?
 それと、輪郭線、強すぎないか?

 夜や闇のシーンも多い事もあって、セルアニメのフィルムの持つ透明感が失せ気味
でマットから浮いた感じになってるのも残念なんだけど、色合いが変わった事で奥行き
も無くなったり、ノッペリした印象になってるのが残念でのぅ…
 ブエナ・ビスタがこれ以降リリースしていく商品では段々とマシになっていく事からも、
これは多分、LDのデジタルデータをエンコーディングした時の微調整等が当時は巧く
いかなかったから… と、思いたいんですけども。

・いや、綺麗っちゃぁ綺麗なんですよ。オリジナルの製作年度の事も含めて。
でもね、アッという間に打ち切りになった作品だけど、劇場でリアルタイムで観れた私
にとっては、時計塔や地下室、そしてクライマックスの夜や闇や影がもっと強い印象が
あった筈なんだけどなぁ… っと。


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