・『ギャラクシー★クエスト (1999)』


 原題:Galaxy Quest
 製作国:アメリカ
 製作年:1999
 字幕翻訳: 戸田奈津子 トダナツコ
 吹替翻訳:岩本令

 販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
 発売日: 2002/09/27
 時間: 102 分

 音声仕様: Dolby Digital 5.1 英語・日本語
 字幕: 英語・日本語
 画面サイズ: シネマスコープ

 ・ EXTRA
 ・メイキング・ドキュメンタリー(約10分)
 ・オリジナル劇場予告編
 ・未公開シーン(7シーン)
  ・チェン主任の技術講義
  ・ラザラス用スペシャルルーム
  ・惑星でのいざこざ
  ・ガイ危機一髪
  ・ゴリグナックvsタガート
  ・マディソンのお色気作戦
  ・サリスvsクルー

 ASIN: B00006HBKM

・スタートレックのパロディSF映画ってイメージが余程悪かったのだろうか、日本での興行成績
はあんまり良くなかったし日本のSF方面でも話題にもならなかったんだけど、そんなにツマラン
映画なんだろうか? と、今でも思ったりするこの映画。

・再生物語として多分、『サボテン・ブラザース』がネタ元だと思うんですが、あれよりずっと複合
的で、テンポ良くて、ハッピーな映画だと思うんですけどね…

・でも、
「The show must go on!」
 を
「お前それでも役者か!」
 って
戸田訳のせいで雰囲気だけでなく映画全体としても壊れてる部分が多くてね… 実は舞台
や役者の用語やお芝居モノの決り文句とか多用してるんですが、それらは前述のようにベタぁな
ズレ訳。まぁ英語字幕表示が出来るので、意味が解り難い部分やおかしいと感じた部分は切り
替えればいいですが。でも大抵訳が悪い、って解るDVDの便利さが嬉しいですわなぁ…
 本当はDVD化の際に別の、ちゃんとした翻訳家の方にやってもらいたかったんですけど。

・残念ながら
吹替翻訳の方も全体的に幼稚っぽく馬鹿っぽいものにしようとしているので聴いて
興醒めしちゃうような代物
でしかありません。先の台詞を
「ファンを裏切るのか?」
 って、それも違うでしょ。
「コメディ=馬鹿、幼稚」って悪いイメージしか無いのかもしれませんけど、でもね… 出来がいい
とは絶対に思えませんね。戸田訳ほど滅茶苦茶ではないけどそれだけ、ってのもね。

・画質・音質的には文句はありません。充分じゃぁないんでしょうか。

でも、字幕が、ねぇ…


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