早速パニアをつけました

2003.5.27



  末っ子とのお約束。
  如何にメットインスクーターとはいえパッセンジャー分のヘルメットは入らない。
  ニョーボがお使いに行って買う生鮮食品をエンジンに近いメットインスペースには入れられない。
  なにより自分自身、スパークプラグの近くにモバイルPCを入れたり、暖められたスーツを着る気にはならない。(冬は良いかも‥笑)

 と、いうことで早速リヤキャリアにつけるボックスを検討することに‥‥。

@ ホームセンターなどで売っている蓋付きのプラボックス● 大きさがよりどりみどり
● 安価
● 最近のは防水性も良いらしい
● 取り付けが底面にドリルで穴を空けてエーモンかなんかの汎用ステーでボルトオンのお気楽さ

● 見た目がイマイチ?(ニョーボがひくかも)
● ロックがない(南京錠じゃぁなぁ〜)
● ワンタッチで脱着できない(当然だよね)
A 汎用のリヤトランク● 大きさはそこそこでデザインが選べる
● 値段はピンキリだけど最安なら4千円くらい(まぁまぁのデザインで)
● バックレスト付のもある(子供にウケそう)
● ロックがある

● ボックス側の取り付け穴が固定されていてキャリアと合わないとひと苦労
● ワンタッチで脱着できない(当然だよね)
A 純正のリヤトランク● デザインに違和感がない(やっぱり純正)
● 専用のバックレストがある(強度増しステー付)

● それなりに高〜い(バックレストも高〜い)
● ワンタッチで脱着できない(当然だよね)
B GIVIのパニアケース● 大きさが選べる
● デザインもOK(じゃなきゃVFRにつけません)
● バックレストもつけれる(ケースに穴空けなきゃいけないけど)
● ロックができる(当然ですね)
● ワンタッチで脱着できる
● ベースが同じなのでVFRと使い回しが利く

● 高〜い!(VFRの時は確か‥)
● ベースの取り付けに苦労しそう(VFRみたいに立体パズル化するの?)



ま、バイク用品屋巡りにでも行くか〜!?



 うちの近くには、RSタイチ ・ ドライバースタンド2輪館 ・ ナップス(巡回コース順)とバイク用品屋さんがそろっているのでひと回りすると欲しい物は大抵手にはいるし、同じ物なら価格(ポイント)も比較することができるので大変便利〜。なのです。(笑)

 まずはVFRのパニアを買ったタイチへ行ってみますが、陳列が変わったせいか?パニアの展示数が少なくなっていて早々に退散。次に2輪館へ行くと、そこそこ展示されているもののやはりピンとくるものがない。最後のナップスへ行くと特売!パニアケースの文字。
 誘われるように近づくと、ブランド名は“KAPPA”という、汎用ベース付きで脱着可能、サイズは28リッター・35リッター(ほかに42・44・48リッターもありましたが、特売品は28と35リッターの無塗装タイプだった。)が数量限定で私の考えていた金額より随分安く売られています。

 無塗装か〜?! 塗装タイプとの差は\3,500‥ むぅ〜。 と考えながら展示品を手にするとベースがGIVIに酷似している?
ンッ!

 これはもしかして‥、店員にことわって近くにあったGIVIのベースとスワップすると、カチャン という軽い音とともについてしまいました。

これは行ける!

 これならVFRについているGIVIのE45
(45リッター)と使い回しが利くじゃないか!

 ケースの開閉は35リッターの方が容易ですが、大きさで28リッターの方がいい。というニョーボの意向とVFRと使い回すなら\3,500高くても塗装タイプ(しかし色はLEADに合わせて黒)がいい。という私の希望で、ちょうど店頭在庫であったK28に決定〜!

ついでに専用タイプは高いバックレストの代わりになりそうな厚いウレタンパッドがあったのでE45の分も含めて2個購入したのでした。


さっ、例によって長い前フリが終わって取り付けです!(笑)



   ← LEADのリヤキャリア

 二人乗りなのでタンデムグリップがついています。
 キャリア自体はアルミ製でかなりガッチリしたものですが、デザインというか形状はかなりアッサリしていてこの時点になって上手くつくかどうか不安になってきています。(オイオイ)

 作業にかかる前に少し考えたのは、タンデムグリップを外すかどうか?ということ。パニアをつけると車体長が延びるのは致し方ないのですが、それをなるべく短く抑えたい。と、パニアが邪魔(?)でタンデムグリップがまともに握れないだろう。と考えるとスッパリ外してしまったほうがいいとは思うのですが、パッセンジャーが車体につかまる装置(?)がないと二人乗りが認められない。という話を聞いたことがあり、何かの時に指摘されてイヤな思いをするのもなぁ〜。と思ったのです。


 とりあえずキャリアの上に置いてみました。 →

 既に専用バックレスト代わりに購入したウレタンパッドが貼り付けてあります。この状態で見ると、大人がタンデムする場合、パニアの位置がいい感じ〜のようなのでタンデムグリップはそのままにして、脱着時等にパニアが干渉しないように後ろに1〜2cmずらして取り付けることにします。


取り付け状況

 左の写真を見ておわかりの様に KAPPA(GIVIも同じ)のベースは穴がたくさん開いていて、キャリアの大きさや形状に合わせてボルトナットの位置を換えられるようになっています。結果的に取り付けは思ったよりスムーズで、アッサリと取り付けることができました。

 右の写真は裏からのものですが、車体前方の取り付け金具は左右のズレを考慮して斜めに(キャリア背面の窪みにドンピシャ!)、後方の金具はな〜んも考えず(笑)ほぼ真っ直ぐにしました。

 ここで注意しなければならないのは、取り付け金具の締めすぎです。
 ベースと取り付け金具はあくまで汎用品であり、LEAD専用品ではありません。LEADのキャリアはそこそこ厚みがあり、取り付け金具がベースに密着するまで締め付けると樹脂素材のベースが大きく歪んで(たぶん)壊れちゃいます。
 私の場合はボルトにネジロック剤を塗布して緩み防止としましたが、気になる方はカラー(金属製のチューブ状の物)などを自作して取り付けた方がいいでしょう。

 ← ここまで来れば完成?

 あとは、ベースのカバーって言うのかな?プレートをビス2本で留めて、見た目を良くします。
 写真ではまだつけていませんが、隅の方にある穴に緩衝用のゴムを取り付ければ終わりです。


 撮影者の足が写っているのはご愛敬‥。サンダル履きでの作業はいけませんね。(自戒)


で、これが完成写真

うん、満足〜!


 一見して、普通に街中で見かけるリヤトランク付きのLEADとなんら代わりはないのですが、手持ちのE45といつでも付け替えが利く。というのと、キー一本でケースを車体から取り外せる。というのが最高〜ですね。
 完全に自己満足の世界(爆)


んじゃ、E45をつけてみっか〜!?



 おりょ? つかね〜よ? →

 ベースにはマッチングするのは確認済なのですが、なぜかはまりません。
 よく見ると、E45はK28(KAPPAブランドの方)よりベース前側のフックにかかる部分が奥まっていてタンデムグリップとケースが干渉しています。

 あちゃ〜、やっぱりタンデムグリップ外すようかな〜? それともベースをもう少し後ろにずらすか〜?

 ベースを後ろにずらすとせっかくバッチリ決まった取り付けをやり直さなくてはならないし、タンデムグリップを外すとかぽ〜んと隙間があるようでカッコ悪くなりそうです。

 ど〜しようかなぁ〜?

 もう一度、キャリアの裏側を覗くと、タンデムグリップはボルト4本でキャリアに固定されているよう‥。

 ベースを後ろにずらして走行中にパニアがガタつくよりは、カッコ悪くてもシッカリついていた方がいい。と判断してキャリアの取り外しにかかります。

 ←  ど〜せ、グリップは握れない状態だし、上手いことボルト穴 1個分 前に出ないかな〜?
(作業済の写真です)

 最後は取っ払っちゃうつもりでボルト4本を緩めてタンデムグリップを外し、ボルト穴1個分前に合わせてみると、2〜3mmでしょうか?穴の位置(左右方向の幅)が違います。
 あ〜ダメかぁ〜?
 こういう取り付けの場合、大抵はバカ穴(ボルト径より大きめの穴)になっているのが普通なのでちょっとチャレンジ。一方のボルトで仮留めして反対側にボルトが入ってくれないかやってみます。

 タンデムグリップ自体は樹脂素材なので多少広がってボルトが挿せそうなのですが、一人だと上手く行きません。そこで、近くにいた我が子に「お父さんここ広げてるから、ねじクルクルして。」「うん、こっち回し?」な〜んてやるとバッチリOKになりました。


で、これがE45装着状態

うん、いいんじゃないのぉ!


   K28はフルフェイス1個+α(カッパが入るかな?)という容量。一方のE45はフルフェイス2個+αの容量なので、その日の荷物に合わせて使い分けが利くようになりました。(もちろんVFRでも)






そう言えばリヤトランク付スクーター用のバイクカバーってあるのかな?



あとは・・・表紙へ戻るよ〜