03’Golden Week
親子ツーリング


2003.5.2〜4



 うちは親父も弟もバイクに乗ります。初の親子(3人)ツーリングは、15〜16年前にHAWK2(250cc)、VT250、DT50で羽鳥湖のあたりをグルッと回りました。
 それから月日が流れて、全員が大型乗りになったGWには、盛岡 椀子そばツーリングをし、「毎年GWは親子でツーリングをしような〜。」などと盛り上がったのですが、まぁ、仕事もあれば家庭もあるし‥、体調だって‥‥。(笑)ということで、今年はなんとかお久しぶりの親子3人ツーリングになったわけです。(笑)

 が! 出かけるまでだって大変なんです。(笑)

 まずは、お小遣いだけじゃ足りな〜い(笑)・ 子供だってどっか遊びに連れて行って欲し〜い(チョット後ろめたい)という2つの関門をクリアせねばなりません。
 「弟も来るんだって〜。めんつゆの在庫どれくらいあるぅ?」
 「行きたいんでしょ? 行ってくれば?」

おぉ〜っ、行っていいのか〜!?


 今年の春先から勝手に始めた たまにはニョーボも日曜日(休日、子供たちだけ遊びに連れ出してニョーボがのんびり好きなことをできる日を作る) が功を奏したのか、ニョーボには強清水にある“千本蕎麦”のめんつゆ・子供たちには三万石の“エキソンパイ”と“ままどおる”のお土産で納得してもうことにして、臨時補正予算(?)と共にいざ出陣です。
(金曜日、午後休をとって子供たちに知られないように出発する悪いpapachiであった。)

 ← お土産搭載のため、久々にサドルバッグを装備してます(笑)

 しっかり働いている弟の携帯に「これから出発する。そっち(弟の家)の近くに行ったらまたメールする。」とメールを送り、R16を走りだします。

 私の腹づもりとしては “ノンビリとR16→R4バイパスを走って行けば、仕事を終えた弟が家に着く頃に近くを通るはず。そしたらメールか電話で待ち合わせ場所を決めて合流し、連んで実家へ行こう” でした。

 今日は着くだけ‥急ぐ旅でもないし、経費節減! 高速を使わない良い理由にもなります。(笑)

 サドルバッグで拡がった車幅に気を遣いながら、いつもよりノンビリしたペースで走って、いつものR16とR17が合流し、また分流する手前のコンビニに寄って休憩します。

 「今、R16とR17の合流したところで休憩中。次は小山のあたりでメールする。」
 「気にしないで先に行ってていいよ。」

 ふ〜ん、まぁいいか‥。

 交差点の向こうに停まっている白バイを眺めながらペットボトルのお茶で喉を潤し、タバコを一本吸って、再び排ガスで空気の淀んだR16を走り出します。

 新R4を快調に走って、小山の近く R50と交差するあたりで一服休憩。弟にメールを入れます。

 「もうすぐ小山、家の近くまで行こうか?」

 すぐに返信してくることが多いので、近くにある自販機で飲み物でも買おうか?と思った途端に携帯が鳴った。チョット待てぇ〜。こっちはメット被ったままだぞ!とりあえず通話ボタンを押したが、大型車が轟音をたてて走り去る路肩ではまともな会話が出来ない。「メット取って、少し静かなところからかけ直す。」とだけ話して一旦切る。

 「兄貴けぇ? 今、どの辺なん?」
 「小山の手前、もう少しでR50と交差するあたりだ。そっちは何処だ?」
 「今? 今、家。これから出っからさぁ。」

 どうやら今日は早く仕事が終わったらしい‥。それなら弟の家の方に行くよりはどこかで合流した方がお互い楽だ。

 「高速使うか?」
 「どっちでもいいよ。」
 「じゃ、俺、“かみみかわ”(北関東道“宇都宮上三川IC”)だっけ、あそこから上がるから西那須(西那須野塩原IC)の出口でどうだ?」
 「ん〜? かみみかわぁ? あぁ、かみのかわ ね。じゃ、行って待ってるから。」

 こりゃ大変だ! 弟の家は高速のICからさほど離れていない。一方の私は上三川ICまで軽く15km はある。

 “のんびりモード”を“カッ飛びスリ抜けモード”に切り替え、一路 上三川ICへ、更にそこから爆走“ぬおわ”km/h 走りで西那須野塩原ICへ向かいます。

 随分待たせたかな〜?と思いつつ料金所の外で待っていた弟に声をかけると「ついて5分くらいかな?タバコ1本吸ったくらいだよ。」とのこと。少しホッとして、給油を兼ねてGSで休憩することにした。

 合流後は暗くなる山道を淡々と走って、大して入らないなぁ〜。と思いながらも翌日に備えて給油を済ませて実家へ向かった。



 空けて明朝 →
(奥から親父のGL1800・弟の1500・papachiのVFR)
 元々、排気量の割にコンパクトなVFRですが、この2台と並べると400ccクラスのように見えます。(笑)
 前から撮った写真もあるのですが、シャクに障るので少しでもVFRが大きく見える後ろからの写真にしました。(爆)

 この日は、実家→喜多方→米沢→蔵王→福島→実家 という予定のツーリングです。そこそこワインディングもありますが、ゆったり走るのが絵になるGL2台とスリ抜け厳禁でノ〜ンビリ走ります。(爆)



 ← 蔵王ハイライン
 走りながらノーファインダーで撮った(品行方正なライダーはマネしないでね)ので、構図が傾いています。(笑)

 御釜の近くは道の両脇に雪の壁(高さは1mくらいかな?)がありました。



 福島市から猪苗代湖へ抜ける土湯峠にて →

 のんびりモードに少しばかり飽きたので、R115の登坂車線で車の列をゴボウ抜き!
 かと言って、そのままのペースで走り続けると2台のGLを置き去りにしてしまうので、チョットしたS字でカメラを構えながら追いついてくるのを待ちます。

 重くてデカい+パッキングしにくい形状なので持っていきませんでしたが、いや〜、こういう写真は1眼レフの方がいいですね〜。使い慣れているというのもあるけどシャッタースピードが速いし、連写も早いしね。(苦笑)

 このあとは、通りがかりの強清水でニョーボへのお土産の(うちでは味付けの定番調味料になっている。)めんつゆをGET!


 無事 実家について、焼き肉を食べながら翌日の作戦会議をします。

● 5日は早朝から仕事なので明日中(4日)には帰らなければならない。
● そんなに遅くなりたくない。
親父● 海辺(新潟 or いわき)に行って旨い刺身が食べたい。
● 弟が明日帰るなら、孫の顔も見れるし、一緒に行って泊まろうかな?
papachi● 明日は地元の峠をブラッと走ってもう一泊してから帰ろうかな?
● 折角、親子3人で走れるんだから日程は合わせるか‥?

● 子供らのお土産を買わなくちゃ


 という それぞれの要望と事情を考慮し、実家発(papachiのお土産調達)→目的地→弟の家の近く(解散)という方針のもと、目的地の選定に入ります。

 「海辺で刺身が食べたい。」という親父の要望を取り入れると、新潟 か いわき・北茨城方面(どっちも同距離くらい)経由で栃木に向かうことになりますが、新潟方面は時間的な関係で高速多用の退屈なルートになりそう。いわき・北茨城方面は“GLペースの山越え”“papachiは常磐道で帰りたい” になりそうです。

 食事する場所を目的地にしなければ、あとは観光地かなにかを目的地にするしかありませんが、渋滞や混雑を考えるとここだっ!という場所がなかなか思い浮かびません。
 地図を見ながら ん〜? と考えること暫く‥。

 「ツインリンクもてぎ ってのはどうだ? コレクションホールで旧車も見られるし、場所的にも悪くないんじゃないか?」
 「そうだなぁ〜、飽きたら益子(陶器で有名ですね)も近いし、いいんじゃない?」
 「じゃ、ルートは‥‥。」

 と決定したのが、実家からR294で白河、黒羽、烏山を抜けて茂木まで、その後は西へ向かって栃木で解散というルートでした。


   ← ツインリンクもてぎ コレクションホールにてレーシングカーのコックピットを覗き込む二人

 「狭いなぁ〜。」
 「狭いよね。」




 コレクションホール前 →

 遠慮して入口から外れた位置で撮影しましたが、と〜っても目立ってました。(笑)

 時刻は昼を過ぎる頃、腹が減ったので中央エントランスへ移動しましたが、家族連れやカップルで混雑していて食事にありつくのは大変そうです。

 「もう、出ちゃおうか?」
 「外でどこか探そうよ。」
 「行こ、行こ。」

 食事ができる店を探しながらR123を西へ向かおうと思いますが、このまま進めば渋滞は確実。ということで土地勘のある弟に先導を任せ、「あぢぃなぁ〜。」などとため息をつきながら農道を走り続けます。
 結局、昼飯は1時半過ぎ、真岡の近くのラーメン屋でした。

 「あ〜、けっこう疲れたな〜。」
 「うん、やっぱり渋滞してたな。」
 「仕方ないよな、ゴールデンウィークだもんな。」

 「もう少し行ったら上三川ICがあるからそっから高速乗っちゃおうかな〜?」ポツリと呟くと、二人が反応します。

 親父:「上三川ICって?」
 papachi:「北関東道で新R4から入れるんだ。栃木都賀ジャンクションで東北道に繋がってるよ。」
 親父:「東北道のどの辺に繋がってんだ?」
 弟:「栃木ICのチョット北。」
 papachi:「二人が下道で(弟の家に)行くなら、つきあってもいいけど‥。」
 親父:「じゃぁ、試しってことでそこから高速に上がるか?」
 弟:「親父も疲れてるみたいだし、そうすんべ。家まで30分かかんないで行けっからさ‥。」
 親父:「いや、俺も家に帰る。」

 ん?

 親父の考えは、最初は弟の家に泊まるつもりだったが、明日 早朝から仕事なら ゆっくり飲むわけにもいかないし、どっと疲れが出て 明日 走るのがイヤになっても困る。勢いがついている今日のうちに帰ってしまったほうがいい。ということらしい。

 親父:「高速上がってから別れるまでPAとかSAあるか?」
 papachi:「いや、北関東道の範囲では無いな〜。」
 弟:「まず、俺と兄貴が東京方面で 親父が福島方面に別れんべな? そっからスグ俺は高速降りっちゃうんさ。」
 親父:「じゃ、仕方がないな。一応ここで解散つーことで、気をつけて帰れよ。」
 弟:「あぁ、親父もな。」
 papachi:「ま、高速のジャンクションまでは千鳥で行こうや。」

 上三川ICから栃木都賀JCTまで、つかの間の千鳥隊列のあと手を振って2台と1台は南北に別れ、一緒だった2台もすぐに手を振って別れた。
 なんだかあっけなく流れ解散ということになってしまって少し気が抜ける。まぁ、仕方がない。基本的に一人なバイク乗りの父と息子、兄弟なんてこんなもんだろう。

 さて、気持ちを切り替えようか! これだけの車の流れがあるということは、間違いなく渋滞が待っている。


 燃料計の表示を気にしながら首都高を降り、R246で最後の給油。アルバイトの店員に「ツーリングですか?いいですねぇ〜。僕もバイクが欲しくて一生懸命 貯金してるんですよ‥。ドコに行ってきたんですか?」と聞かれ 「東北の方‥。」と呟く。
 ちょっと愛想がなさ過ぎるかな? 金を払いながら「バイクの貯金‥早く貯まるといいね。」と声をかけると、「頑張ります!」と元気な返事が返ってきた。

 少し明るい気分になったところで我が家に着く。エンジン音に気がついたのか子供たちが出てきてお土産をねだる。


 そう急がなくてもちゃんと買ってきたよ‥。






解散場所からそれぞれの家まで 親父:220km
 papachi:180km

 弟:30km!(オイオイえらく近いじゃないか? 笑)




あとは・・・このウィンドゥはブラウザで消してね〜