ヨツスジハナカミキリ
Leptura ochraceofasciata ochraceofasciata (Motschulsky,1861)
体 長 12 〜 20mm
出現時期 6 〜 9月
アジサイ類の花上で交尾するヨツスジハナカミキリのペア
長野市 2006.8.05
低地から山地まで広い範囲に生息する種で、個体数も多く、ノリウツギやリョウブ、アジサイ類など各種の花に飛来します。
メスはかなり腐朽した材に産卵することが多く、下の写真はアカマツの古い伐採木で産卵していたメスが、しきりにゾウムシの脱出孔を出入りしている場面です。穴の中に数分入っては、また出てくることを繰り返していました。腹端を伸ばしていたことから、穴の内部にも産卵していたのかもしれません。興味深い行動でした。寄主植物は各種広葉樹から針葉樹まで広範にわたります。
腹端を伸ばしゾウムシの脱出孔に入るメス
安曇野市 2003.7.27
飛翔姿勢
下伊那郡大鹿村 2020.8.13
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