ヨコヤマヒゲナガカミキリ
Dolichoprosopus yokoyamai (Gressitt,1937)
体 長 25 〜 35mm
出現時期 7 〜 8月
ブナの根元付近を歩くヨコヤマヒゲナガカミキリのメス
下高井郡木島平村 2016.8.12(以下同じ)
ブナ、イヌブナの生木を寄主植物にする日本特産の美しいカミキリです。
夜行性ですが昼頃に発見した写真のメスは、ブナの根元付近から落ち葉の中へ潜り込み動かなくなりました。覆われている落ち葉をそっと取り除いたところ、産卵部にかみ傷を入れている様子です。4〜5分後、体を反転し産卵をはじめました。終わると腹端を産卵部位に擦りつける行動も観察されました。
根元の落ち葉の中に潜り込む
産卵部にかみ傷を入れる(落ち葉を取り除いて撮影)
反転して産卵する
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