ヨコグロケシカミキリ
Exocentrus fisheri Gressitt,1935 


  体  長    5.2 〜 7.5mm

  出現時期     6 〜 8月


羽化脱出した同種の材に静止するヨコグロケシカミキリ(南佐久郡川上村産:室内撮影)
2022.6.19(以下同じ)

 長野県内での採集記録は極めて少なく、その生態もよく分かっていない小型のカミキリです。
 上翅には縦に走る太い黒帯が左右にあり、赤褐色と黒との対比が印象的です。
 寄主植物はオヒョウなどニレ科の樹木やニガキ、シナノキ、イヌエンジュが知られています。
 撮影に当たっては湯澤宣久氏から生体の提供をいただきました。この場を借りて厚く御礼申しあげます。


材の樹皮を齧る


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