ヤツボシシロカミキリ
Olenecamptus octopustulatus (Motschulsky,1873)
体 長 8 〜 12mm
出現時期 6 〜 8月
ズミの葉裏で静止するヤツボシシロカミキリ
木曽郡木曽町 2013.7.09(以下同じ)
本州では長野県とその隣県、中国地方からの報告もあるようですが、いずれも局所的で長野県でも木曽町の一部だけしか生息が知られていないカミキリです。
寄主植物はズミですが、福井県では同じバラ科のナナカマドの伐採木から羽脱した例もあるようです。
糸状の長い触覚、前肢は後肢より長く、前肢頸節が先端付近で内側に湾曲するなどの特徴があります。
撮影に当たっては、本種の長野県内での第一発見者であり、生活史を長年追い続けている湯澤宣久氏のご指導をいただきました。この場を借りて厚く御礼申しあげます。
同 上
斜め側面から
一覧に戻る
|