ワルサワダケヒメハナカミキリ
Pidonia (Omphalodera) warusawadakensis Ohbayashi, 1959 


  体  長    5.5 〜 8.0mm

  出現時期     7 〜 8月


ショウマ類に訪花したワルサワダケヒメハナカミキリ
伊那市(南アルプス) 2012.7.25(以下同じ)

 南アルプスに限って生息する種で、過去にはニセフタオビヒメハナカミキリの亜種として扱われていたこともあります。
 南アルプス北部の長野県側では、針葉樹林帯に入るとニセフタオビヒメハナカミキリと混生していますが、標高が2,400mを超えると本種だけが見られるようになり、特にショウマ類の白い花に好んで集まってきます。
 上翅の白い斑紋が前後でつながる(ニセフタオビヒメハナはつながらない)ことで区別できます。


交尾中のペア


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