ワモンサビカミキリ
Pterolophia (Hylobrotus) annulata (Chevrolat,1845) 


  体  長    9.5 〜 14.5mm

  出現時期     5 〜 10月


フジの枯蔓に静止するワモンサビカミキリ
下伊那郡根羽村 2012.6.11

 長野県産サビカミキリ族の中ではトガリシロオビサビカミキリに次ぐ大型種です。
 全国的には暖かい地方に多い種ですが、寒冷な長野県では少なく、県の南部を中心に生息が確認されています。上翅の中央付近に灰白色の不明瞭な環状紋があるのが特徴です。
 各種広葉樹を寄主植物にしていますが、フジの枯れ蔓にいることが多く、写真の個体も根元を伐られ上から垂れ下がっていたフジ蔓に静止していました。


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