ツヤケシハナカミキリ
Anastrangalia scotodes (Bates,1873) 


  体  長    8 〜 13mm

  出現時期    5 〜 8月


コデマリの花上で交尾するツヤケシハナカミキリのペア
松本市 2015.5.11

 名前のように体全体に光沢がなく、上翅の色は黒から部分的に赤、全体が赤いものなど変化があり、特にメスで個体変異が大きな種です。長野県では亜高山帯近くまで広く生息していますが、特に里山に多いカミキリです。
 マツ科を主なホストにしているため、アカマツ、カラマツの多い松本地方では、ガマズミ、ノリウツギなどに多数が訪花します。メスは新しい伐採木からかなり腐朽の進んだ材まで幅広く産卵しています。


アカマツの伐採木で産卵するメス
松本市 2019.6.01(以下同じ)


同 上


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