ツシマムナクボカミキリ
Cephalallus unicolor (Gahan, 1906) 


  体  長    13 〜 28mm

  出現時期     6 〜 9月


カラマツの伐採木上で静止するツシマムナクボカミキリのオス
安曇野市 2007.7.23(以下同じ)

 サビカミキリによく似ていますが、長野県など内陸部では非常に少ないカミキリです。
 出会ったのは夜の7時半過ぎ、放置されていたカラマツの伐採木を見回っていたときのことです。サビカミキリとは何となく雰囲気が違います。触覚の長さが翅端を超えて明らかにサビカミキリのオスより長く、上翅の質感もザラザラした感じです。撮ったデジタルカメラの写真を拡大して見ると、翅端の内角がトゲ状に尖っていることからツシマムナクボカミキリと確信しました。
 その後、何回か同地を訪れましたが出会ったのはこの1回限り、虫との出会いも一期一会なのかもしれません。


翅端内角は尖っている


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