トサヒメハナカミキリ
Pidonia (Cryptopidonia) approximata Kuboki,1977 


  体  長     6.5 〜 8.5mm

  出現時期      5 〜 6月


ズミに訪花したトサヒメハナカミキリのメス
伊那市(南アルプス山麓) 2021.5.12(以下同じ)

 松本地方の北アルプス山麓では旧安曇村以南、また美ヶ原山系でも記録があるヒメハナカミキリです。撮影地は伊那市の南アルプス山麓。太平洋型の分布を示し、個体数の少ない種です。
 一見、セスジヒメハナカミキリに似ていますが、腹面に黄褐色部分がある(セスジヒメハナは腹面全体が黒い)ので区別できます。


同じ個体の腹面


同じ木の葉上で休むオス


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