チチブニセリンゴカミキリ
Niponostenostola niponensis niponensis (Pic,1901) 


  体  長    10 〜 15mm

  出現時期     5 〜 8月


後食のためオオバボダイジュに飛来したチチブニセリンゴカミキリ
北安曇郡小谷村 2009.6.20

 各種広葉樹を寄主植物にし、長野県産のトホシカミキリ族の中では個体数の多いカミキリです。上の写真のように赤味の強いものから灰色、黒っぽいものまでさまざまな個体変異があります。
 成虫はシナノキやカンバ類、オヒョウなどの生葉を後食します。王滝村のカンバ類伐採木では、下の写真のように萌芽した柔らかい葉の縁をむさぼるように食べていました。


オオバボダイジュの葉上で交尾するペア
北安曇郡白馬村 2009.7.04


カンバ類の葉縁を後食する
木曽郡王滝村 2017.7.20


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