テツイロハナカミキリ
Encyclops olivacea Bates, 1884 


  体  長    7 〜 10mm

  出現時期    5 〜 7月


カンボクの装飾花に静止するテツイロハナカミキリ
松本市(北アルプス山麓) 2017.6.16

 小型のジョウカイボンに似た雰囲気のハナカミキリです。触覚が細く上翅の色は緑青色から金銅色まで変異があります。
 北アルプス山麓では、標高1000m以上のよく繁ったミズナラなどの広葉樹林に生息し、ミズキやツルアジサイ、カンボクなどの花に集まります。寄主植物は各種広葉樹で幼虫はその樹皮に食入します。


割られたばかりの薪材(シラカバ)から滲みだす液を舐める
木曽郡木曽町 2018.6.01


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