タニグチコブヤハズカミキリ
Mesechthistatus taniguchii (Seki,1944)
体 長 12 〜 18mm
出現時期 4 〜 10月
ヤマブドウの葉に潜んでいたタニグチコブヤハズカミキリ
駒ヶ根市(中央アルプス) 2007.10.04
南アルプス、中央アルプス、御嶽山などに生息し、長野県への分布依存度が高いカミキリです。上翅の中央後方にある左右ふたつの黒紋が類似種との大きな区別点になります。
中央アルプス産の本種を探そうと出発。目的の林道に到着し、紅葉したヤマブドウを主なターゲットにして登ります。針葉樹の林床はまばらにササが生え、マント部にはいたるところにヤマブドウの蔓がからみ合っています。
蔓が藪状になった奥の、ぼろぼろになった食痕だらけの葉で1頭目を発見することができました。産地によって翅端の形状や黒紋の大きさなどに変異があります。
御嶽産のメス
2013.9.11
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