タカオメダカカミキリ
Stenhomalus takaosanus Ohbayashi,1958
体 長 3.5 〜 5mm
出現時期 5 〜 6月
ウワミズザクラの花に飛来したタカオメダカカミキリ
下高井郡木島平村 2008.6.15(以下同じ)
4,5ミリの小さなメダカカミキリで、ブナやイヌブナを寄主植物にしています。
訪花もするので、ウワミズザクラの花が咲いている時期を選んで長野県北部のブナ林に出かけました。
相手は小さい虫、ネットでスウィーピングして採集するのが一般的ですが、写真撮影ではとにかく見つけるまでの課程が問題になります。個体数が多いカミキリなので条件のよい花を見つけ待つしかありません。
日当たりがよく、他の昆虫が多く訪花するウワミズザクラを選んで待機します。30分ほど経過した頃、それらしい虫が1頭飛来しました。望遠レンズで確認すると本種です。蕾に止まって触角の手入れを始め動きません。シャッターチャンスとばかり撮ったのが上の写真です。
ブナの枯れ枝を歩行する
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