タイワンメダカカミキリ
Stenhomalus taiwanus Matsushita,1933
体 長 4.5 〜 7.5mm
出現時期 5 〜 9月
サンショウの枯枝で静止するタイワンメダカカミキリ
下伊那郡高森町 2009.6.01
カッコウメダカカミキリに似ていますが、上翅のV字模様がカッコウはひとつ、本種は重なるようにふたつあるので区別できます。長野県では比較的少ないカミキリです。
たまたま訪れた高森町の里山は、小さな沢に沿って田圃や畑があるのどかな環境です。
水路沿いに大きなサンショウが数本あり、枯枝には本種が羽脱した孔もいくつか見られます。丹念に枝を見ると1頭のタイワンメダカカミキリが静止していました。触覚を前に突き出した姿勢はカッコウメダカとそっくりです。
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