スギノアカネトラカミキリ
Anaglyptus (Anaglyptus) subfasciatus Pic,1906
体 長 7.5 〜 13mm
出現時期 5 〜 7月
コデマリの花に飛来したスギノアカネトラカミキリ
松本市 2007.5.26(以下同じ)
スギカミキリと同じくスギの害虫として知られているカミキリですが、長野県での記録は非常に少ない種です。
幼虫はスギの下枯れ枝から穿孔するので、この枝をあらかじめ除去する防御手段が林業者に普及したことも原因のひとつかもしれません。
スギの造林地付近にあるコデマリに5月下旬にやってきました。相変わらずヒゲナガコバネカミキリ類やツヤケシハナカミキリなどがたくさん訪花しています。その中にトガリバアカネトラカミキリによく似た本種を1頭発見しました。
それ以来、同じ場所に毎年この時期訪れていますが、出会ったのは唯一このときだけです。
同 上
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