シロオビドイカミキリ
Mimectatina fuscoplagiata (Breuning,1939)
体 長 4 〜 8mm
出現時期 7 〜 10月
コメツガの枯れ枝を歩くシロオビドイカミキリ
八ヶ岳 2017.8.28(以下同じ)
主に亜高山帯針葉樹林に生息する小型種で、オオシラビソなどを寄主植物にするカミキリです。
八ヶ岳にあるオオシラビソ、トウヒ、コメツガが自生する天然林へこのカミキリを求めて行くことにしました。森に分け入ると、下枝の多くは光が届かないため枯れています。シロオビドイカミキリはこのような枯れた細枝にいるはずです。
低い位置にある枯れ枝をひとつひとつチェックしながら歩いていきます。本種が比較的多いところですが、このような枯れ枝はいくらでもあり、30分も探すとさすがにうんざりしてきます。気をとり直しながら2時間ほど探索し、ようやく1頭を見つけ出すことができました。
細枝に静止していた個体は驚くほど枝の色合いに似ていました。
同 上
頂芽付近の樹皮を齧る
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