シララカハナカミキリ
Judolia parallelopipeda(Motschulsky,1860) 


  体  長     8 〜 14mm

  出現時期     7 〜 8月


ショウマ類に訪花したシララカハナカミキリのメス
北アルプス 2023.7.26(以下同じ)

 本種とスミイロハナカミキリは、日本列島が寒冷期であった時代の遺存種と考えられ、環境の変化などで衰退し現在では北海道と本州の一部でしか生息が確認されていません。
 気候変動や生息地の環境悪化で絶滅が危惧されています。
 県内では北アルプスの高山帯で稀に見られるハナカミキリです。寄主植物は分かっていませんが、切株の根などにメスが産卵することが観察されています。


葉上で休む


一覧に戻る