シナノクロフカミキリ
Asaperda agapanthina Bates,1873
体 長 6 〜 13mm
出現時期 5 〜 8月
オニグルミの葉柄を登るシナノクロフカミキリ
松本市 2018.7.24(以下同じ)
生木の下枯れ枝、広葉樹の伐採枝、蔓性木本の枯れ蔓など、さまざまな場所で出会うカミキリです。体の色や上翅の黒紋に変化が多い種です。
倒れたばかりのオニグルミの枝を丹念に見ていくと、まだ緑色を残した枝の先端付近で樹皮を齧っている1頭を発見しました。さらに見て行くと計3頭が同様に樹皮を齧っています。食事を終えると丸まった葉の中に身を隠してしまいました。
各種広葉樹を寄主植物にし、長野県の山地ではごく普通に見られるカミキリです。
樹皮の柔らかい部位を齧る
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