シナノエゾハイイロハナカミキリ
Rhagium (Rhagium) heyrovskyi hayakawai Takakuwa,1984
体 長 13 〜 17mm
出現時期 6 〜 8月
倒木上を歩くシナノエゾハイイロハナカミキリ
御嶽山麓 2017.6.24(以下同じ)
中部山岳地帯の針葉樹林帯で局所的に生息する希少種です。
長野県版レッドリスト(2015年版)では、従前の絶滅危惧U類(VU)から絶滅危惧T類(CR+EN)に引き上げられました。
上翅はやや赤みを帯び、県内に生息するハイイロハナカミキリ属3種の中で最も明るく(白っぽく)見えます。また、前胸背板中央を走る正中線は明瞭で幅広く、後縁まで達していることで他の2種と区別できます。寄主植物はトウヒやツガですが、カラマツの記録もあるようです。
同 上
側面から
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