オオマルクビヒラタカミキリ
Asemum striatum (Linnaeus, 1758) 


  体  長    8 〜 16mm

  出現時期    5 〜 8月


アカマツの倒木上に飛来したオオマルクビヒラタカミキリ(赤褐色タイプ)
松本市 2008.5.03

 アカマツ、カラマツなどの針葉樹の立ち枯れや倒木で普通に見られるカミキリです。
 長野県では、別荘地の薪が積まれているような場所でよく目にします。メスは材の切り口の垂直になっている部分で体を反らし、腹端を上げた姿勢でじっとしていることがあります。フェロモンを放出させオスを呼ぶコーリングという行動なのかもしれません。黒と赤褐色のふたつのタイプがあります。


コーリング(?)するメス(黒タイプ)
松本市 2006.7.04


カラマツ材に産卵中のメス
松本市 2015.6.07


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