オニヒゲナガコバネカミキリ
Molorchus (Molorchus) pinivorus Takakuwa et Ikeda,1979 


  体  長    6 〜 14mm

  出現時期    5 〜 7月


コデマリに訪花したオニヒゲナガコバネカミキリのメス
松本市 2015.5.11

 長野県産ヒゲナガコバネカミキリ族の中では最大種で、オスの触覚は体長の2倍ほどの長さがあります。
 松本地方では近年急増したカミキリで、産地付近にあるカエデやズミの花に日中集まってきます。また、新しいアカマツやカラマツの伐採木には産卵場所を探して歩き回るメスやメスを求めて飛来したオスが多数見られます。寄主植物はこれ以外にモミ、ヒメコマツが知られています。


メス(中央)を巡って対立する2頭のオス
松本市 2013.5.13


アカマツの材上で交尾するペア
松本市 2013.5.13


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