オニグルミノキモンカミキリ
Menesia flavotecta Meyden,1886
体 長 6 〜 10mm
出現時期 6 〜 8月
オニグルミの葉裏で静止するオニグルミノキモンカミキリ
上伊那郡飯島町 2017.6.13
オニグルミやサワグルミを寄主植物にするカミキリです。特徴的な黄色く大きな斑紋を持つ美麗種で、寄主植物の葉裏でその葉脈を後食します。
友人のNNさんから、安曇野市の平地のオニグルミで発生していますよ、と情報をいただき現地を訪れてみました。行ってみると大きなオニグルミがたくさんあります。しかし、下枝の位置が高く、しばらく見上げていましたが全く手掛かりがありません。
周辺を歩いてみると林の縁に比較的若く下枝に手が届くオニグルミが数本あります。ゆっくり見て回っていると1頭のカミキリが葉裏からふわっと飛び立ち、同じ木の別な枝に移りました。
初めて見る本種は、想像以上に黄色の美しさが際だっていました。
オニグルミの葉脈を後食する(食痕は時間の経過とともに茶色く変色する)
木曽郡木曽町 2021.7.03
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