ニセシラホシカミキリ
Pareutetrapha simulans (Bates,1873)
体 長 8 〜 12mm
出現時期 5 〜 8月
サワフタギの葉上で交尾するニセシラホシカミキリのペア
長野市 2009.6.27(以下同じ)
サワフタギやナツツバキ、ヤシャブシなどを寄主植物にするカミキリで、雌雄で斑紋や色合いが若干異なります。オスは顔面から頭頂が白色なのに対し、メスの顔面は黒く、また前胸正中線の白帯はメスの方が太く、全体的にメスの方が黒っぽくコントラストが強い印象です。
成虫は寄主植物の生葉を後食し、6月下旬のサワフタギでの観察では、午前中から頻繁に飛来しては葉を線状に食べ、葉上で交尾も見られました。
サワフタギの葉上で静止するオス
メスは全体にコントラストが強い
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