ニイジマチビカミキリ
Egesina (Niijimaia) bifasciana bifasciana Matsushita,1933 


  体  長    3.5 〜 5mm

  出現時期     5 〜 8月


クワの伐採枝で交尾姿勢をとるニイジマチビカミキリ
安曇野市 2006.7.01(以下同じ)

 4mmほどの小形種で長野県では各地に記録がありますが、個体数はさほど多くありません。
 はじめて出会ったのは、サビカミキリ属が多数集まるクワ伐採枝の集積場所。
 5頭が同じ枝にいて、静止しているものや交尾しているものもいます。たくさんある他の枝も探すのですが、なぜかこの枝だけに集中しているのです。
 ネジロカミキリも、ひとつの木に集中して見られることがあり、集合を促す何らかの仕組があるのかもしれません。寄主植物はブナ科、クワ科、マメ科などです。


静止姿勢


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