ムネアカクロハナカミキリ
Leptura dimorpha Bates,1873 


  体  長    12 〜 18mm

  出現時期     4 〜 8月


ノイバラに訪花したムネアカクロハナカミキリのメス
松本市 2019.6.11

 クロハナカミキリと混棲している北アルプスでは、より低い場所に生息している傾向があります。私が見た最も標高の高いところは1600m付近です。
 前胸が赤いのはメスで、オスは黒色です。クロハナカミキリの項で大まかな識別点を記載してありますが、特にオスの場合は捕らえてルーペなどで細部を確認しないとはっきり識別できない種です。
 下の写真はカンバ類の伐採木に飛来したメスで、しきりに腹端を曲げ産卵するような仕草をしていました。


カンバ類に飛来したメス
松本市 2008.7.20


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