ミヤマモモブトカミキリ
Leiopus montanus Hayashi,1968 


  体  長    7 〜 10mm

  出現時期    6 〜 10月


ツガの下枯れ枝に静止するミヤマモモブトカミキリのオス
松本市(美ヶ原山系) 2007.7.18

 モミやツガを寄主植物にする種で、その下枯れ枝などで見られるカミキリです。よく似たゴマダラモモブトカミキリとは、オスでは後肢腿節の膨らみが強く、上翅に赤味が混じること、メスでは腹部先端が広く丸いことで区別できますが、上翅の斑紋は地域変異があるので注意を要します。
 下の写真のメスは、土場のツガ材に飛来し産卵していたものです。


土場のツガ材に飛来したメス
松本市(北アルプス) 2006.6.25


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