ミヤマクロハナカミキリ
Anoploderomorpha (Anoploderomorpha) excavata (Bates,1884)
体 長 9 〜 14mm
出現時期 6 〜 8月
ノリウツギの花上で交尾姿勢をとるミヤマクロハナカミキリのペア
下高井郡木島平村 2007.8.05
小型の黒いハナカミキリにはよく似た種類が多く、識別するのに大変悩まされます。本種とクロルリハナカミキリも非常によく似ていて、野外で見分けるのは困難です。
いくつか識別点がありますが、上翅基部の左右の翅の合わせ目がV字の形になっていて、このVの角度が本種はほぼ直角、クロルリハナはより広いことである程度区別できます。
クロルリハナより多少早く出現します。寄主植物であるミズナラ林周辺で見ることの多いカミキリです。
一覧に戻る
|