ミドリヒメスギカミキリ
Callidium (Palaeocallidium) kuratai (Yokoyama,1972)
体 長 8.5 〜 12.5mm
出現時期 7 〜 8月
カラマツの樹幹を歩くミドリヒメスギカミキリ
木曽郡王滝村 2008.7.26
長野県では南アルプスと御嶽山に記録のある種ですが、現在確実に見られるのは御嶽山だけです。幼虫は太い天然カラマツの樹皮を食べます。
写真を撮るのが難しいカミキリの一種にカラフトホソコバネカミキリがいます。これを撮ろうとカメラを構えているとよく出会うのがこのカミキリです。
御嶽山のカラマツ林では比較的多く生息していますが、長野県レッドリストではVU(絶滅危惧U類)に指定されている希少種です。
カラマツ樹皮の隙間で産卵するメス
木曽郡王滝村 2009.7.23
一覧に戻る
|