マツシタトラカミキリ
Anaglyptus (Anaglyptus) matsushitai Hayashi,1955
体 長 10 〜 13mm
出現時期 5 〜 8月
ノリウツギの花で採食するマツシタトラカミキリ
下水内郡栄村 2021.8.02
トガリバアカネトラカミキリ亜属の中で最も普通に見られるカミキリです。
ノリウツギやカンボクをはじめサンショウの花などに採食のため集まってきます。メスは生木の大経木に好んで産卵する傾向があり、クリ、ミズナラの古木で産卵する場面を見ることもあります。
サンショウの花に飛来した個体を撮影中、レンズが枝に触れてしまい、これに驚いたのか枝の股の部分で触角を後方に伏せるようにして動かなくなってしまいました。
威嚇しているのか、それとも逃避したい衝動とそれができない状況下での行動なのか、あるいは隠れているつもりなのか興味深い行動でした。
ミズナラの樹皮の隙間に産卵するメス
安曇野市 2008.7.21
威嚇姿勢(?)をとる個体
伊那市 2008.5.08
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