クロヨコモンヒメハナカミキリ
Pidonia (Cryptopidonia) hayashii Koike,1971 


  体  長     7 〜 10mm

  出現時期     7 〜 8月


ショウマ類の花上で交尾するクロヨコモンヒメハナカミキリ
下水内郡栄村 2009.8.12(以下同じ)

 長野県北東部、新潟県境のごく限られた地域に分布するヒメハナカミキリです。ヨコモンヒメハナカミキリと混棲している地域では、より高標高地に棲み分けをしています。
 生息地を訪れたのは8月中旬、登山口から登ること2時間余り、空は次第に怪しい雲行きになってきました。
 標高1500m付近から咲いている花をひとつひとつチェックしながら登りますが、なかなか姿を見せてくれません。ついに1700m付近で雨がぽつぽつと降ってきました。
 ふと見ると登山道のすぐ下に細い沢が横切っていて、ショウマ類の花が10本ほどまとまって咲いています。沢に降りて花にたどり着くと3頭のクロヨコモンヒメハナにようやく出会うことができました。
 雨は次第に強くなり、後ろ髪を引かれるような思いでその場を後にしました。ほんの10分足らずの出会いでした。


ショウマ類で採食する


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