クロツヤヒゲナガコバネカミキリ
Molorchus (Yamatoglaphyra) hattorii Ohbayashi,1954 


  体  長     5.5 〜 7mm

  出現時期      5 〜 6 月


ナシに訪花したクロツヤヒゲナガコバネカミキリのオス
木曽郡木曽町 2017.5.19(以下同じ)

  寄主植物のグミ類が土地造成などで減少しているため、長野県版レッドリスト(2015年版)では準絶滅危惧種(NT)に指定されました。
  上翅には紋がなく緑色から青緑色の鈍い光沢があります。紋のないヒゲナガコバネカミキリの中では触覚が短く、オスでも翅端をわずかに越す程度。また、後肢腿節が先端3分の2付近から緩やかに膨らむことなどで類似種と区別できます。


花芯部で採食する同じ個体


採食後身体をクリーニング


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