クロサワヒメコバネカミキリ
Epania septemtrionalis Hayashi,1950
体 長 8 〜 11mm
出現時期 6 〜 7月
枯れ枝に静止するクロサワヒメコバネカミキリ(上:オス 下:メス)
北安曇郡池田町 2016.6.22(次も同じ)
長野県では過去に3例しか記録のなかった種ですが、2015年、松本市のクリの枯れ枝で多数が採集され話題になりました。寄主植物はクマノミズキが知られています。
クリの下枯れ枝を丹念に見ていったところ、上の写真のように細枝の先端付近で雌雄が静止しているのを発見しました。メスが枝を降りてくるとオスはすれ違いざまにマウントし交尾体勢に入りました。
配偶オスは常にメスを監視?しているようです。この5日前にはオスがクリの花で採食していましたが、いずれも日陰の暗い環境下でした。
同じ枝上で交尾するペア
クリの花で採食するオス
松本市 2016.6.17
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