クビアカトラカミキリ
Xylotrechus (Xylotrechus) rufilius Bates,1884 


  体  長     7 〜 13mm

  出現時期     6 〜 8月


薪材の上で交尾するクビアカトラカミキリのペア
安曇野市 2008.6.21

  ブドウトラカミキリによく似ていますが、より大型で上翅基部の白色の形が違うことなどで区別できます。
  私の住んでいる松本平では、いるところにはたくさんいる、いないところには全くいない、という印象のカミキリです。
  多産するのは里山にある小さな土場で、カミキリが縁で知り合った薪業者の方が間伐材を運び入れ、土場内で一定の長さに切りそろえる作業をしています。伐り出したばかりの新鮮な材と古い材が混じった土場のためか、カミキリだけでなく様々な甲虫が集まってきます。


背面から
安曇野市 2006.6.07


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