キクスイカミキリ
Phytoecia (Phytoecia) rufiventris Gautier,1870 


  体  長    6 〜 9mm

  出現時期    4 〜 7月


アブラナの葉を後食するキクスイカミキリ
下伊那郡天龍村 2007.4.20

 「菊虎」と呼ばれ、キクの害虫として有名なカミキリです。成虫はヨモギなどキク科の茎の上部2ヶ所にかみ傷を入れ、その間に産卵するため、かみ傷より上の部分はしおれたり折れたりするので、このカミキリの存在がわかります。
 同じキク科の植物を主に後食しますが、天龍村では上の写真のように道路脇の畑のへりに植えてあるアブラナの葉をさかんに食べていました。


しおれたヨモギ
松本市 2016.7.25(以下同じ)


ヨモギの産卵部にかみ傷を入れるメス


反転して産卵する


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