ケブカマルクビカミキリ
Atimia okayamensis Hayashi,1972
体 長 5.5 〜 8.5mm
出現時期 4 〜 6月、10 〜 11月
捕獲後ネズミサシの枝上に移し撮影したケブカマルクビカミキリ
松本市 2008.10.13(以下同じ)
わずか1年の違いで新種発見の栄誉を岡山県に譲ったいわく付きのカミキリです。ネズミサシ(ネズ)をホストに春と秋に現れます。
長野県では春にカシワの花で採集された記録があるので、発生地近くに自生するカシワの花を丹念に覗いてみますがどうしても発見できません。2年余りが過ぎた秋、そもそも生息しているのかと疑問になり、ついに捕虫網でスウィーピングしてみることにしました。
何十回、いや百回以上掬ったかもしれません、やっとの思いで1頭を捕獲することができました。
ともかく生息していたことに痛く感激したものです。
正面から
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