ケブカヒラタカミキリ
Nothorhina muricata(Dalman, 1817)
体 長 6.5 〜 13mm
出現時期 6 〜 8月
アカマツ老木の樹幹で歩き回るケブカヒラタカミキリ
安曇野市 2009.8.25(以下同じ)
平地の松林、それも人手が入った神社林、公園、屋敷林など風通しのよい場所にあるアカマツ老木の樹幹で見ることが多いカミキリです。このようなアカマツは樹皮が厚くなり深い溝があります。
ケブカヒラタカミキリは昼間活動している個体もありますが、日中は樹皮の隙間などに身を潜めています。活動の中心は夕方以降で、小さな身体にもかかわらずとてもエネルギッシュに樹幹を歩き回っています。
安曇野市内では神社林にも生息していますが、住宅地にぽつんとあるアカマツでも見られます。前胸の中央付近に赤い斑紋があり、地味な身体にアクセントをつけています。
樹皮の隙間に潜む
一覧に戻る
|