カタキハナカミキリ
Pedostrangalia femoralis (Motschulsky,1860)
体 長 10 〜 14mm
出現時期 5 〜 8月
ミズキの花で採食するカタキハナカミキリ
北安曇郡小谷村(標高1200m付近) 2007.7.01
ヤマハンノキを寄主植物にする種で、長野県では里山から高標高地まで生息しています。体を側面から見ると湾曲しているのが特徴のカミキリです。
上翅の基部にある黄色い斑紋は、松本地方の里山では肩から翅端前部まで斜めに黄色くなるのに対し、標高が高くなるにつれせばまり、高標高地のものは基部だけに点状に残るものや、全く消失する個体もあります。触角、肢の色も黄褐色から黒まで変異があります。ガマズミ、ミズキなどの花によく集まります。
黄色い面積の大きな個体
松本市(標高700m付近) 2007.5.04
黄色が消失し全体が黒い個体
安曇野市(標高1450m付近) 2008.7.21
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