イッシキキモンカミキリ
Glenea (Glenea) centroguttata Fairmaire,1897 


  体  長    11 〜 16mm

  出現時期    7 〜 8月


クワの葉裏を歩行するイッシキキモンカミキリ
飯田市 2013.7.19(以下同じ)

 長野県では伊那谷の南部で初めて生息が確認されたカミキリで、今後さらに北へと分布を広げていく可能性があります。
 ご覧のように上翅の斑紋が織りなすデザインは、正に自然がつくりだした造形美といっても過言ではありません。
 寄主植物はヌルデですが、成虫はクワの木に飛来し、下の写真のように葉脈を線状に後食します。


静止する個体と後食痕


一覧に戻る