フトエリマキヒメハナカミキリ
Pidonia (pidonia) himehana S.Saito,1992
体 長 6 〜 10mm
出現時期 5 〜 8月
ショウマ類の花で採食するフトエリマキヒメハナカミキリ
松本市 2008.7.05
低山地から亜高山帯針葉樹林にかけて生息していますが、私は北アルプスの標高1400m以上の針葉樹林内でごく少数を見ているだけです。
前胸は黒色で前後が黄褐色になり、写真の個体のように中央部も黄褐色になるものもいます。近縁のシンシュウヒメハナカミキリによく似ていて、正確な同定は捕らえて細部を見ないと判断できませんが、前胸の側縁が比較的丸みを帯びている(シンシュウヒメハナは角張っている)ことで大まかに区別できます。
寄主植物はミズナラ、ダケカンバ、ヤナギ類などです。
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