フタスジカタビロハナカミキリ
Brachyta bifasciata japonica (Matsushita, 1933)
体 長 16 〜 18mm
出現時期 4 〜 7月
ヤマシャクヤクに訪花したフタスジカタビロハナカミキリ
小県郡長和町 2016.5.17(以下 撮影地同じ)
かつて長野県内にもいくつか発生地がありましたが、寄主植物であるヤマシャクヤクの減少に伴い、現在は長野県準絶滅危惧種(NT)に指定されるまで減少してしまったカミキリです。
発生地では周辺を低く飛びながらヤマシャクヤクの花に飛来し、花弁や花粉を食べます。また、蕾を食い破る様子も観察されました。
メスは地表の枯れ枝などに産卵し、孵化した幼虫はヤマシャクヤクの茎の元から地中に潜り、根茎に食入することが知られています。
花弁を食べる
2016.5.12
交尾中のペア
2016.5.17
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