フタスジハナカミキリ
Etorofus (Nakanea) vicaria (Bates,1884)
体 長 14 〜 20mm
出現時期 6 〜 9月
ノリウツギに訪花するフタスジハナカミキリ
松本市 2005.7.24
長野県では各地に見られ、個体数の多いハナカミキリです。上翅の斑紋には「ふたすじ型」と「はすすじ型」のふたつのタイプがあり、写真の個体はいずれも「ふたすじ型」と呼ばれるものです。
「はすすじ型」は写真が用意できませんでしたが、上翅の黒色部分が大きくなり、X字型の黄褐色の紋が現れます。松本地方では「ふたすじ型」を見る機会が多いように思われます。ノリウツギやセリ科の花などに多数が集まります。
寄主植物は主にカラマツなどのマツ科ですが、カエデ類など広葉樹の記録もあります。
カラマツの伐採木に産卵するメス
松本市 2007.8.01
サシガメに攻撃される個体
安曇野市 2007.7.28
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