フタスジゴマフカミキリ
Mesosa (Lissomesosa) cribrata kirisimana Matsushita,1943 


  体  長    7.0 〜 9.5mm

  出現時期     6 〜 9月


オニグルミの伐採枝を歩くフタスジゴマフカミキリ
塩尻市 2012.8.07(以下同じ)

 長野県産ゴマフカミキリ属の中では最も小型で、上翅には小さな黒色紋が点在し、波打つように2本の黒くて太い横帯があります。
 個人的なことになりますが、安曇野市から松本市に転居したため、新たなマイフィールドとして今シーズン(2012年)から頻繁に訪れている場所があります。典型的な針広混交林で特にオニグルミの高木が目立つ一帯です。
 春先、林内を抜ける道路脇の樹木の枝打ちが行われ、伐られた枝がそのまま放置されているため、6月以降さまざまなカミキリが見られます。この日も定期観察気分で見回っていたところ、本種と出会いました。
 オニグルミの伐採枝で1頭がゆっくり歩いては樹皮を後食しています。1時間半ほどこの個体と付き合いましたが、樹皮だけでなく芽の部分を好んで食べる様子も観察されました。
 オニグルミが主な寄主植物ですが、エゾエノキやヤチダモの記録もあります。


伐採枝の下面で樹皮を後食する


芽の部分を囓る同じ個体


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