フタコブルリハナカミキリ
Stenocorus (Eotoxotus) caeruleipennis Bates, 1873 


  体  長    17 〜 25mm

  出現時期     5 〜 8月


アジサイ類に訪花したフタコブルリハナカミキリ(左はヨツスジハナカミキリ)
長野市 2006.8.05

 上翅は青藍色から黒色までの変異があり、肉食のアオジョウカイの地域変異に符合しているため、これに擬態していると言われています。長野県の一部地域では肢全体が黒いものもいます。
 決して多いカミキリではありませんが、里山から亜高山帯近くまで広く生息しています。
 ミズキやヤマボウシの落ち枝などに産卵し、幼虫は土中に潜り、根の樹皮を食べることが知られています。


イケマで採食する
下伊那郡大鹿村 2017.7.27(以下同じ)


前胸には特徴的なこぶ状突起がある


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