ホタルカミキリ
Dere thoracica White,1855
体 長 7 〜 10mm
出現時期 4 〜 8月
コデマリに飛来したホタルカミキリ
松本市 2007.5.30
主にネムノキを寄主植物にする種で、松本地方では5月に入るとカエデなどの花上で見られるようになります。前胸の赤と上翅の青藍色のコントラスが美しいカミキリです。
長野県内では各地で普通に見られましたが、雑木林の荒廃などで次第に減少している感を拭えません。
ネムノキが薪材などとして伐採されると、材上に多数の本種が飛来し交尾行動が観察されます。特に大型のオスは交尾中のペアに横から割って入り、交尾オスをメスから力づくで引き離し、そのメスと交尾しようとする行動がしばしば見受けられます。
交尾中のオスをメスから引き離す大型オス
松本市 2012.6.15
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